そもそもパワーストーンってどういうもののことを言うの?

「パワーストーン」。誰でも一度は聞いたことがある単語といっても過言ではないと思います。占いや神秘的なものが好きという方にはとっても魅力的に聞こえるこの「パワーストーン」という単語。しかし、興味がない方からすれば「ただの石じゃないの?」といった感想を持たれることもしばしば…。たしかに、そういわれたら身も蓋もないかもしれません。

しかし、何か「これを握っていると、持っているとなぜか落ち着く」といったアイテムは誰しももっているものではないでしょうか?昔から取ってあるぬいぐるみなどかもしれませんし、大好きな人からもらったアクセサリーかもしれません。どんなものであれ、何かしら人はどこか、もしくは何かに「落ち着く」といった感情を覚えるものを持っているはずです。

個人的にはパワーストーンもそのようなものだと思っています。自分が気に入った石を身につけるととっても落ち着きますし、時にはテンションがぐっとあがったり、手がピリピリするような感覚になることもあります。自分が「好き」と思ってそのストーンに対して愛情を持った時、それは「パワーストーン」になるんじゃないのかな、と思うんですよね。

昔から水晶は魔除けに使われているというように、歴史の中でも「パワーストーン」と思われる記述はとても多いようです。そういう点からも、自然から生まれたさまざまなカラーの石たちは、何かしらのパワーを秘めていると言われても不思議ではないような気がします。屋久島の杉も言ってしまえばただの「木」ですが、「パワーをもらった気がする」という方はとても多いですよね。やはり、自然から生まれるものは何かしらのパワーを持っているのだと思います。

さまざまな過程で生まれてきた石のちからを借りる、そのパワーをもらうという意味でパワーストーンと呼ばれているのかもしれません。辞書的な意味では「特別な力を持つと思われている石」といった解釈になりますが、その石が持っている自然のパワーをいただく…といった考え方のほうが個人的には好きですね。キレイな色をしているものから、透明なものまでさまざまな種類があり、パワーも違うというのはとても神秘的で面白いと思いませんか?